大学院生の1日を紹介します|大学院の授業はこんな感じ

大学院生ときくと、研究に没頭している人、研究室にこもっている人というイメージが強いようですが、文系に関してはわりと自由な時間が多いと思います。

研究室によりけりですが、私の場合、授業がない日は昼前に登校し、夜11時頃に家に帰るという生活でした。遠くに住んでいる院生はもうすこし早く帰っていましたけど。

ただ学部の頃と違う点は、授業の準備がものすごく忙しいという点です。基本的に予習をしておかないと授業についていけず、質問や発言を求められることもしばしばです。

あとこれはうちの院の話ですが、テキストが基本英語だったので、英語が苦手だった自分にとってこれが一番つらかったです。。あの頃ほど、英語の論文を読みまくった時期はないと思います。

そんなわけで今回は、私の院生生活を振り返りながら、大学院の授業を紹介したいと思います。

M1の大学院生活

午前中

起床時間はバラバラです。7時頃に起きる日もあれば、昼前に起きる日もあります。

M1の頃はそれでも授業数は多かったので、午前から学校に出てました。1限目がゼミだったりすると、朝から臨戦態勢です。

私の場合、学部の授業もとっていたので、午前中はそちらの授業に参加することが多かったです。ただ単位は半分になってしまうので(2単位の授業であれば1単位が卒業単位)、週に2回開講される授業だけをとりました。

午前中に授業がなければ基本的に研究室で予習です。もしくは図書館に調べ物にいきます。それから、研究室にいる同期と学食でご飯を食べにいっていました。

午後

午後からは院の授業がほとんどでした。基本的に院生が一人発表し、それについて議論するという感じの授業が多かったです。

ただし自分が発表しないからといって油断は禁物。ちゃんと専門用語とか調べてこないと、公開処刑されてしまいます。。よりによって調べてこなかった箇所をきかれた時とか最悪でしたね(笑)

夕方も学食でご飯を食べ、研究室で勉強するか、図書館で勉強します。ずっと同じ場所にいると集中力が続かないので、意図的に場所を変えるようにしていました。

だいたい8時を過ぎると、帰宅する人が増え始めますが、翌日に発表を控えている院生は、徹夜して準備しているのが常でした。(うちの研究室は24時間あいていました)

とくに大学近くに住んでいる院生は、最後まで研究室に残る傾向にありますね。

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大学院での授業形式

大学院は少人数による授業が中心なので、学部のように教授の話をきくだけという授業は稀です。学生が主体的に授業に参加しないと、周りから置いていかれてしまいます。

ここでは大学院の主な授業形式を紹介したいと思います。

輪読型

これは指定された文献を全員で読んできて、要約し発表するという授業です。文学部や法学部などでよく見られる授業スタイルですが、私が受けた授業では、古典から最新の海外論文まで幅広く読みました。章ごとに要約し、各自レジュメを作ってくるのが日課でした。

繰り返しになりますが、心理系や社会科学系の大学院の場合、英語の文献購読が必須になります。私はこの部分が他の院生に比べ苦手だったので、かなり辛かったです。

なので院に入る前に、英語の勉強というか、学部生の頃から海外論文に慣れていれば大学院であまり苦労することはないと思います。今思えば、英語をきっちりやっておけばよかったと後悔しています。。

ディスカッション型

ゼミでの研究発表などがこれに該当します。15分ほど発表し、あとはみんなで討論します。

最初はM1の学生が当たり障りない質問をし、そこに博士課程の先輩による鋭いツッコミが入り、最後に指導教授がトドメを刺すというのがうちのゼミの定番でした。

M1の段階で指導教授や先輩と対等に議論できる人は非常に稀な存在です。私の周りはことごとく討ち死にしていました(笑)

ゼミ以外だと、たとえば、教授が指定したテーマから自分が好きなものを選び、みんなの前で発表するというタイプの授業もありました。これは割とアットホームな感じでしたが、毎回、代表討論者が指定されていたので、学会のような緊張感がありました。

フィールドワーク型

これは私自身あまり経験をしたことがありませんが、一度だけ某市役所を訪問し、市長や議長と面会し、インタビューする機会がありました。

フィールドワークというよりは、社会科見学に近いものがありましたが、別のゼミでは海外まで出かけて調査していました。

M2の大学院生活

最後にM2の生活を紹介しておきます。M2になると授業ではなく、就活と修論の準備でものすごく忙しくなります。

なので実質的に授業に参加するのは、M1までというのがほとんどで、あとはゼミ発表と修士論文の執筆がメインになります。

M2の前半は就活と修論の準備、後半はひたすら修論の執筆です。研究室にこもってひたすら作業を続けていました。

修論の提出が近づいてくると、昼夜逆転の生活にもだんだん慣れてきます。私の場合、修論の1次原稿の出来がかなり悪かったので、急ピッチで修正する必要に迫られていました。

朝5時の電車で家に帰り、お昼過ぎまで睡眠をとり、午後から次の日の朝まで研究室という生活パターンが続き、1日24時間じゃ足りないという心境でした。

今となっては良い思い出ですが、当時はほんとつらかったです。2次原稿を指導教授にメールで提出するのがすごく憂鬱でした。

「これが駄目だったらM3かも。」提出後、こんな考えが頭のなかをよぎりました。

さいわい修論の方はよい評価をいただき、無事に修了することができたのですが、今度は修論を土台に、学術雑誌へ投稿するように言われ、また別の苦しみを味わうことになります(笑)

院生の中には、手際よく修論を仕上げる人もいれば、提出期限の5分前になっても修論の製本作業をしている人もいます。(みんなで必死に製本を手伝いました)ともあれ、大学院生にとって一番の関門が修論の提出であることは間違いありません。

まとめ

大学院修士過程の2年間は本当にあっという間です。

ただ学部4年間に比べると、密度の濃い時間でもあり、自分の好きなことに打ち込むことができる有意義な時間でした。

私は院を出て海外留学という道を選択しましたが、同期のほとんどは卒業し数年後に結婚ラッシュを迎えるという感じです。

正直、特にやりたいことがなく、なんとなく院にくる人にとってはおもしろくない時間かもしれません。何でもいいので、関心や興味をもって取り組む姿勢が院生には求められると思います。

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